iPad画面修理を格安自分でやる方法!ガラス交換のコツと失敗事例、マル秘仕入れ先情報も
iPad画面修理は自分でやると安い値段で修理可能!
iPadは今では、iPad(第7世代)まで登場しており、iPad・Pro・Air・miniなどモデルも多数あります。それぞれ、部品も違い修理方法も若干異なります。今回修理したのは子供のiPadでモデルはiPad (第 6 世代) Wi-Fi:A1893。画面がひび割れてしまいアップルの保証にも入っていなかったので調べてみるとすごい修理代が高い事が判明。
iPad (第 6 世代) Wi-Fi:A1893は2018 年の発売でもう2年も前のモデル。高額な修理代を支払って修理するならもう、新しいものを購入しようか迷うレベル。以前androidのスマートフォンのバッテリー交換や画面修理などは自分で行ったことがあったので、iPad画面修理の安い方法はないものか調べてみると、部品を入手することは可能だと分かりました。
機械的な事はド素人なんですが、以前の行ったことのあるデスクトップ、ノートPCやスマホの部品交換は実は意外と簡単だったので、このままiPad (第 6 世代) Wi-Fi:A1893を廃棄して新しいものを購入するよりは、一か八か部品を購入し、自分で安く修理する方法を選択しました。
実際やってみると、やっている時は結構手間を感じましたが、終わってみると正しい手順や修理方法が分かっていれば実は意外と簡単なもだと感じました。事前に知っておくと役立つので、私がやってしまった失敗、部品を安く入手する方法などを紹介します。iPad画面修理の安い方法、自分で安く修理する方法を検討している方の参考になれば幸いです(*^^)v。
iPad画面修理の修理サービスの値段は?
iPadの修理は、公式の修理サービスや非正規の修理業者やサービスも持ち込み、出張サービス、スピード修理など様々なものがあります。その一部を紹介します。修理依頼を行うとどの程度の料金なのかイメージ出来ると思います。
iPad画面修理、液晶ガラス交換は公式サービス料金でどのぐらいの値段なのか?
調べてみてビックリ( ゚Д゚)!!
アップルは保証対象外の場合、AppleCare+ for iPadに加入していなければ保証対象外修理サービス料金になります。AppleCare+に加入していれば通常1年間の保証を2年間受けることができます。AppleCare+の料金は機種によって変わり、料金は下記のとおりです。
・AppleCare+ for iPad/iPad mini:8,400円
・AppleCare+ for iPad Pro:14,800円
もし、AppleCare+に加入していないとどうなのか?保証対象の場合と保証対象外の場合の実際の修理料金を調べてみました。(2020年5月10日時点)
機種名 | AppleCare+ サービス料 | 保証対象外修理サービス料金 |
iPad Pro 12.9 インチ (第 4 世代) | 4,400 円 | 69,800 円 |
iPad Pro 12.9 インチ (第 3 世代) | 4,400 円 | 69,800 円 |
iPad Pro 12.9-inch (第 2 世代) | 4,400 円 | 63,800 円 |
iPad Pro 12.9 インチ | 4,400 円 | 63,800 円 |
iPad Pro 11 インチ (第 2 世代) | 4,400 円 | 53,800 円 |
iPad Pro 11 インチ | 4,400 円 | 53,800 円 |
iPad Pro 10.5 インチ | 4,400 円 | 48,800 円 |
iPad Pro 9.7 インチ | 4,400 円 | 40,800 円 |
iPad mini 5 | 4,400 円 | 31,800 円 |
iPad mini 4 | 4,400 円 | 31,800 円 |
iPad mini 3 | 4,400 円 | 31,800 円 |
iPad mini 2 | 4,400 円 | 21,800 円 |
iPad mini | 4,400 円 | 21,800 円 |
iPad Air 3 | 4,400 円 | 40,800 円 |
iPad Air 2 | 4,400 円 | 31,800 円 |
iPad Air | 4,400 円 | 26,800 円 |
iPad (第 7 世代) | 4,400 円 | 26,800 円 |
iPad (第 6 世代) | 4,400 円 | 26,800 円 |
iPad (第 5 世代) | 4,400 円 | 26,800 円 |
iPad (第 4 世代) | 4,400 円 | 31,800 円 |
保証対象外の場合は、AppleCare+ for iPad にご加入していなければ、保証対象外修理サービス料金がかかります。AppleCare+ にご加入していたら、過失や事故による損傷に対する修理などのサービスを最大 2 回まで受けることができます。もちろんサービスは画面の破損にも適用できます。
AppleCare+に加入もしくは購入から1年以内など保証の対象であれば、4,400円で修理できるのでそちらがおすすめですね。でも・・・。もし保証対象外になる場合だと上記の表のとおり、多額の修理費用が掛かります。
今回の私の場合は、iPad (第 6 世代)なので26,800 円ってことになります。もう購入してだいぶ時間が経っているし、新しい機種も出てきています。今、26,800円で修理するのはちょっと微妙なところでした。
iPadの修理業者の値段相場は安いのか?東京、大阪の値段を調べてみた。
iPadの修理業者の料金も一例ですが調べてみました。東京、大阪の液晶ガラスの交換の業者価格で。
業者名 | 修理価格 | |
iPad | iPad Pro | |
スマホスピタル新橋駅前店 | 9,800円~ | 54,800円~ |
Quick 新宿南口店 | 9,800円~ | 26800円~ |
iPhone修理ジャパン 池袋店 | 9,800円~ | 35,700円~ |
スマホ修理王 池袋北口店 | 11,000円~ | 22,000円~ |
スマホスピタル 難波店 | 8,480円~ | 23,800円~ |
スマートフォン研究所 近鉄八尾店 | 12,500円~ | 46,000円~ |
スマホRisE 京橋店 | 9,500円~ | 26,500円~ |
自分でiPad画面割れの液晶ガラス交換準備|部品はAmazon、楽天で仕入れ可能
調べてみるとiPadの画面交換は機種によって修理方法が違いました。簡単に説明すると、液晶パネルとガラスが一体になっている「一体タイプ」と液晶パネルとガラスが分離している「分離タイプ」があります。今回の私の息子のiPad (第 6 世代)Wi-Fi:A1893は分離タイプでした。
そして、画面割れは写真のような状態でした。画面のガラスが割れているだけで、液晶自体は正常に作動していました。
必要な部品は「画面のガラス(タッチスクリーンデジタイザー)」ってことになります。購入はネットで行うことができます。おそらく互換性があるもので正規品ではないのではないかと思います。タッチスクリーンの購入時にはホームボタンがあるもの、無いものがあるので注意してください。
Amazonの商品を少しピックアップしてみました。私が購入したものではないですけど。
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ただ、ホームボタンがあるものでも交換すると指紋認証システム『TouchID』『自動ロック』機能など、機種によって一部機能が使えなくなったりするので注意が必要です。すべての機能を残しておきたければ、元々付いていたホームボタンを移植する必要があります。
ホームボタンの移植方法は機種によって違い、「iPadmini」「iPadmini2」「iPadmini3」「Padmini4」「iPadAir2」などはホームボタンにはんだ付けで「オートスリープ」が搭載されているそうなので、はんだが使えないと移植できません。たとえ、はんだが扱えても、調べてみるとかなり細かい作業が必要そうでした。iPad (第 6 世代) Wi-Fi:A1893についてはそれほど難しくはなさそうです。
「画面のガラス(タッチスクリーンデジタイザー)」は機種によって違うため、購入するときは型番を間違えないように注意しましょう。iPadは下写真の箇所に型番(モデル)の記載があります。
iPad箱裏面 | iPad本体裏面 |
画面のガラス(タッチスクリーンデジタイザー)交換時には、精密ドライバーや画面を剥がす道具、粘着テープなど、いくつかの道具が必要になります。それらについては、付属されていない場合は別途準備が必要です。一例を紹介しておきます。楽天市場などで「スマホ修理」などと検索すると色々出てきますよ。
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液晶が壊れている場合は、「液晶ディスプレイ」が必要になります。
iPad (第 6 世代)の画面割れ、液晶ガラスを自分で修理する方法
ホームボタンについては、息子に確認したところ指紋認証システム『TouchID』は使用しておらず必要ないとのことだったので、ホームボタン付きのより簡単に交換交換できるものを選ぶことにしました。
Amazonで探したのですが、6,000円台のものから2万円弱のものまで価格差がすごくありました。元々安く修理したかったので、最も安い6,000円台のもを購入、各種道具もセットになっていました。
実際届いたものがこちらです。
早速修理を開始。
まずは画面を剥がすところからです。
画面ガラス剥がすときはホームボタンの周りと画面右下にケーブルがあるので断線させないように注意してください。画面剥がしは付属されていた吸盤が小さく力が弱く、なかなか上手くいかず、苦労しながら剥がした結果がこれ・・・。
調べてみると画面剥がし用の道具は専用で売っているのでそちらを準備するのもアリかなと思いました。
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粘着テープはヒートガンやドライヤーなどで加熱することで剥がしやすくなるそうです。ただ、温めすぎると液晶内部が焦げてしまう事があるそうなので注意してください。
今回は悲惨な状況になってしまったので、地道にキレイに残ったガラスを少しずつ地道に剥いでいきました。結局、苦労したのはこの画面剥がしぐらいですね。剥ぎ終えた状態がこちら、もうホームボタンも移植する予定もないのでケーブル切って剥がしました。
このあと粘着テープの残りを一生懸命とりのぞきました。
それでは、次の段階です。
画面のガラス(タッチスクリーンデジタイザー)のケーブル、ホームボタンのケーブルは液晶画面の下にあるので、まず液晶画面を取り外します。液晶画面はネジで4か所が止められています。それらを外すと簡単に取り外しできます。この時右下部分はケーブルが繋がっているので注意してください。
液晶を持ち上げると下記の写真の赤枠の場所に各種ケーブルが繋がっています。ネジ止められている鉄のプレートカバーを外すと液晶画面の取り外しができます。
次は、画面のガラス(タッチスクリーンデジタイザー)の2枚のプレート(下左写真赤枠部)です。このケーブル2か所は持ち上げる等な形で取り外すことが出来ます。取り外すと下右写真赤枠のような感じです。
そして今度は、ホームボタンのケーブルを取り外します。下記写真の赤枠の箇所になります。ケーブルが繋がっているコネクターには爪が付いておりこれを起こす事でケーブルを取り外すことができます。
これですべて取り外し完了です。あとは、購入した画面のガラス(タッチスクリーンデジタイザー)を取り付けて終了です。
説明した通り、取り外し取り付けはとても簡単な作業でした。苦労したのは画面を剥がすところですね。バキバキに画面が割れてしまい、本体に残ったガラス片を除去するのがすごく大変でした。画面を剥がすための道具は揃えて、加熱して剥がすなど手順をしっかりと踏んで行うことをお勧めします。
Amazonで購入した「画面のガラス(タッチスクリーンデジタイザー)」を取り付け、修理を終えて起動させてみると・・・・。画面が全く反応しません(;゚Д゚)!!
取付作業は至って簡単で失敗する要素があまり感じられないのですが・・・。接触不良かなと何度か付け直しを行ってみましたが結果は同じでした。作業の途中でケーブルを断線させてしまったのか?新しい「画面のガラス(タッチスクリーンデジタイザー)」の取り付けでケーブルが断線するような事も考えにくいんですけどね。となると不良品の部品を掴まされたのか分かりませんが、購入した画面のガラス(タッチスクリーンデジタイザ)は使えないものになりました。
再度、Amazonで別の「画面のガラス(タッチスクリーンデジタイザー)」を購入しようと探してみましたが、他のショップではホームボダン付きだと1万円以上のものしか見つからず結構いい値段がしたので断念。一度失敗しているので、再度失敗すると修理に出しておけばよかったって価格になりますからね。
激安仕入先AliExpressでiPad画面ガラス(タッチスクリーンデジタイザー)を購入し再チャレンジ
Amazonでは手頃な価格の部品が見つからなかったので、他のサイトで購入する事にしました。購入したのは、中国の大手通販サイト「AliExpress(アリエクスプレス)」です。
「AliExpress(アリエクスプレス)」⇒a1893 digitizer検索結果
上記リンクを見て頂いたらわかると思いますが、Amazonと比較するとすごく安く部品を購入することが出来ます。また、多数の業者が扱っており商品もたくさん、安いものは500円程度からあります。今回は諸経費込みで14.25ドルのものを購入しました。13日~20日後の到着とのこと、実際に商品は16日後に届きました。
届いた商品がこちら。
中身の商品がダメージを受けないようにしっかりと梱包されています。でも・・・。ご覧の通りあまり綺麗な梱包ではありませんでした。付属のツール も役立つものが多く良かったです。ツールはした写真のものです。外装の発泡スチロールに貼り付けてありました。
中身はこんな感じです。
今回は、画面剥がしで付属されていた吸盤が大きく楽に取り外すことが出来ました。前回綺麗に粘着テープ部分を取り除いていなかったってのもあると思いますが・・・。吸盤は大きめの方が無難ですね。小さいものは画面を剥がす力が足りませんでした。
2度目の作業なのでスムーズに終了。電源を入れてみると、問題なく作動しました(*^^)v。
海外からの輸入商品で実際に届くのか?不良品が来るのでは?と、不安はありましたが価格も安いので諦めも付くかなと思って注文しましたが、結果とても良い買い物でした。最初からこれを購入していれば修理代は1,500円以下で済みました。
安くiPadの修理を行いたいって方、「AliExpress(アリエクスプレス)」の利用は結構おすすめかも(*^^)v。
iPad部品がAmazon、楽天より安い値段の仕入先「AliExpress」とは?
「AliExpress(アリエクスプレス)」はアリババが運営する海外向けオンラインショッピングモールです。
中国や香港の出品者が多く、現在200,000以上の中国店舗が出店しています。商品は1 億点以上の取り揃えられており品揃えがとても魅力的です。さらに購入時には輸入コスト(関税等)もかかるのにビックリする程、低価格で安く商品を購入できます。
私は一度もトラブルの経験はありませんが、不良品や偽物が届いたり、別の商品が届いたなどトラブルの声があるようです。購入するときは安い価格のもをの優先ではなく、★評価やお客様のレビューにしっかり目を通し、販売実績の多い商品を購入するようにしています。また、ブランド品やあまり高額な商品は購入しないようにしています。
「AliExpress(アリエクスプレス)」のお得な利用方法をせっかくなのでご紹介しておきます。
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