『三段峡』国の特別名勝であり広島県の人気紅葉スポットを観光

 

広島県の『三段峡』は紅葉名所で見どころの多い観光スポット

三段峡は広島で人気の絶景スポットです。国の特別名勝、日本五大名峡であり、大小の滝や大岩盤、清流など見事な渓谷美を見ることが出来ます。

全長13kmの峡谷で五大壮観と呼ばれる『黒淵』、『猿飛』、『二段滝』、『三段滝』、『三ツ滝』は抜群の景観で神秘的な風景にを楽しめます。

秋には紅葉が有名で例年おおよそ10月下旬~11月中旬が見ごろ。今年の紅葉は『三段峡』で楽しもうと家族で出かけてきました。

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広島県の『三段峡』は子供も楽しめる観光スポット

大人になると紅葉を楽しむってことで満足できるんですが、子供はだた紅葉を見るだけだと物足りないかなと思い、今回は『三段峡』に行くことにしました。

『三段峡』は散策しながら絶景や紅葉を楽しむだけでなく、渡舟もあり神秘的な景観も堪能できます。この渡舟が子供には楽しんですよね。

渡舟は切り立った絶壁と原生林、エメラルドグリーンの神秘的な景色を楽しむことができる『黒淵』の黒淵渡舟と高さ20メートル以上の岩壁がそびえ立つ清流が緩やかに流れる幻想的な峡谷が見れる『猿飛』にある猿飛渡舟の2か所があります。猿飛渡舟で『猿飛』を抜けると猿飛渡舟に乗らなければみれない『二段滝』があります。『三段峡』にいったらなぜひ、渡舟は乗ってみて下さい、おすすめです(#^.^#)。

黒淵渡舟 猿飛渡舟
料金 大人(高校生以上) 往復500円 片道300円
小人(中学生以下) 往復400円 片道200円
幼児無料
大人(中学生以上) 往復500円
小人(小学生以下【幼児含む】) 往復300円
定休日/休業日・営業時間 運行予定期間:4月中旬~11月下旬
期間中毎日運行営業時間:9:00~16:00
運行予定期間:4月下旬~11月下旬
通常期間は土日祝のみ運行
ゴールデンウィーク・8月中旬・10月下旬~11月下旬は毎日運行!営業時間:10:00~15:00

日本一の渓谷美といわれる『三段峡』を紅葉見ながら散策

三段峡は前述したように全長が13kmあり、1日限りではその魅力のすべてに触れることは難しいです。今回は子供と一緒ということもあり、渓谷をトレッキングしながら楽しむことができ、且つ渡舟に乗れるコースを散策しました。

三段峡正面玄関口付近に行くと駐車場(400円/日)があり、そこで散策マップが貰えるので持っておくと便利です。

また入口付近に別のマップもありました。こちらはより詳しく書いてあるのでこちらも入手しておくといいですよ。

これらのマップにある渓谷トレッキングEコース(周遊5時間)のコースを目標にしましたが、夕方に用事があったので時間の都合で二段滝を見たところで、三段滝には寄れずに戻ることになりました。

でも、清流や見事な渓谷など色々見れてとてもよかったです。散策した風景を一部紹介しますね(*^^)v。

三段峡正面口はこんな感じです。

三段峡最長の淵『長淵』

三段峡玄関口に入ってすぐに『長淵』があります。長淵は三段峡で最長の淵で長さが100mあり、長淵橋からの景色は最高ですよ。静かな淵で流れを感じさせない透き通った清流は時の流れも忘れさせてくれます。季節によってはホタルも見れるそうです。

恋愛成就のデートコースとしても人気の高い『姉妹滝』

大小2つの淵がひょうたん型に寄り添っていることから名づけられた、恋愛成就のデートコースとしても人気の高い姉妹滝。山の中腹から流れ落ちる滝で山水画のようなきれいな滝でした。

岩盤が竜のごとく蛇行している『龍ノ口』

急流により岩盤が竜のごとく他行しながら浸食され、上流部は竜が噴煙を出すかのごとく、轟音と水しぶきが舞う『龍ノ口』。その轟音を聞いてみて下さい(#^.^#)。

赤レンガを積み上げたような滝『赤滝』

赤レンガを積み上げたような滝の『赤滝』。赤い色は微生物(紅藻類のタンスイベニマダラ)の影響なんだそうです。真っ赤になった岩肌がすごく綺麗で美しい滝でした。滝もすぐ近くに見えるのでぜひ足を止めてみてほしい三段峡の滝の一つです。

この水は超軟水で飲むと美味しいみたいです。子供は飲んでました。美味しいか聞いてみると「うん、まあ・・」と微妙な回答でした(笑)。ただ、雨の後は雨水が混ざるのであまり飲まない方がいいそうです。

庄兵衛岩の中をくりぬいた洞穴『庄兵衛くぐり』

絶壁が5箇所に並立する巨岩の五立。その五立のひとつで最も川に近い「庄兵衛岩」。遊歩道が下部を貫いており、巨岩をノミでくり貫いた洞門は、「庄兵衛くぐり」と呼ばれています。こういったトンネルってなぜか子供は興奮するんですよね。中に隠れて驚かしてきました。

大小二つの淵が寄り添う『女夫淵』

『女夫淵』は大小二つの淵が寄り添っているところから名付けられたそうです。その為、恋愛成就のデートコースとしても人気のあるスポット。橋を渡るとき右側の大岩に相当な樹齢の一本の栂の木があります。これも見どころかも。また、橋の上から景色は水もとても澄んでいて綺麗でした。

流紋岩の河床が200mにわたって続く『 石樋』

200mにわたって、一つの大きな花崗岩盤を侵食し、水路のような流れが続いているため『 石樋』と名がつけられたそうです。その浸食の大きさは、深いところで約8m、幅3~6mで天然記念物としても価値も非常に高い。水流のすさまじさに驚きますよ。

また、石樋の中には自然の岩のお地蔵さんを見ることができ『 石樋地蔵』と呼ばれています。どこにあるのか私は分かりませんでしたが・・・・。この辺りは紅葉も綺麗でしたよ。

牛のように横たわる黒い大きな岩『蓬莱岩』

牛のように横たわるお黒い大きな岩の『蓬莱岩』は、古代中国の東の海上にある仙人が住む蓬莱山に似ていることから命名されてたそうです。孤立した巨大転石みたいに見えますが実はこの蓬莱岩は、河床を構成する基盤岩の一部で浸食作用によってえぐられ形作られた根付きの岩なんですよ。

三段峡にあるいろいろな橋

三段峡を散策しているといくつか吊り橋がありました。結構揺れるので、子供はビビるかなと思ったらわりと楽しんで渡っていました。

三段峡の紅葉写真

三段峡は渓谷美がきれいですが、この秋の時期には紅葉も綺麗なのでちょっと紅葉写真もご紹介しますね。

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『三段峡』の神秘的景観の『長淵』『黒淵』『猿飛』『二段滝』

三段峡の神秘的な景観の中でも特に見どころなのが、『長淵』『黒淵』『猿飛』『二段滝』『三段滝』『三ッ滝』ではないかと思います。『長淵』は三段峡正面口付近でご説明した通りです。その他、今回は『三段滝』『三ッ滝』には行けませんでしたが、『黒淵』『猿飛』『二段滝』には足を運んだので紹介しますね。

国内有数の秘境の一つ三段峡『黒淵』

峡谷随一の景観である黒淵。三段峡のパンフレットや紹介などの資料によく写真が載っている三段峡の名所です。100mに及ぶ切り立った絶壁と原生林、エメラルドグリーンの水面が神秘的な雰囲気です。

黒淵には渓谷の水上からみれる渡舟があるので乗ってみて下さい。あっという間の短い距離ですが、その景観は見る価値ありです。

渡舟に乗るって経験はそうないので子供も大喜びでした。

動画もとってみたので是非ご覧ください。

三段峡の見どころ「五大壮観」そのうちの2つ『猿飛』『二段滝』

高さ20数mの岩壁が2~3mの間隔で約30m続く『猿飛』。その清流が緩やかに流れる幻想的な峡谷を渡舟で楽しむことができます。とても神秘的な景観で観光ではなくまるで探索しているような気分になります。以前は、この岩壁を野生の猿が飛び交っていたそうです。

ここの渡船は三段峡に来たら必ず乗るべき渡舟です。というのも、猿飛渡舟を利用して『猿飛』を超えなければ、秘境中の秘境である『二段滝』にたどり着く事ができず見ることができないからです。

猿飛を抜けると、そこは断崖絶壁に三方を囲まれた滝壺が水煙を上げています。ここにあるのが『二段滝』です。

二段滝と言われるので当然2段になった滝だろうと思っていましたが、実は現在1段の滝になっています。昭和63年の水害のときに崩れてしまったそうです。

二段滝は高さおよそ11m、幅5mある豪快な滝です。渡舟で猿飛を抜けたあとは、一度舟を降り次の渡舟が車での間、この断崖絶壁に囲まれた二段滝のある神秘的な景観の空間を楽しむことができます。

ここから『猿飛』『二段滝』の様子を写真と動画で紹介します。

猿飛渡舟は張り巡らされたロープを利用して移動します。やっぱり舟は子供が喜びます(*^^*)。

高さ20数mの岩壁が2~3mの間隔で約30m続く『猿飛』写真です。

『猿飛』を猿飛渡舟から撮ってみました。

『猿飛』を猿飛渡舟で抜けるといよいよ、『二段滝』です。渡舟から降りて迎えの渡舟が来るまでの間ゆっくりと『二段滝』を楽しむことができます。

二段滝轟音と水煙をまき散らす絶景も是非動画でどうぞ(*^^)v。

『三段峡』で楽しめるグルメ

『黒淵』のほとりに食事を楽しめる「黒淵荘」とう茶屋があります。ここでは、三段峡の5大壮観の1つの『黒淵』の景観を見ながら食事を楽しめます。おすすめは炭火焼きのやまめ!夏にはそうめんなんかもオススメです。

三段峡正面口でも炭火焼きやまめが販売されています。やまめ塩焼きやあゆの塩焼きなどもありますよ。

また、焼だんごが売られています。時期によっては三段峡特産「とち餅」も販売されています。特別名勝「三段峡」一帯に群生する橡の木の実などを利用した餅でちょうど販売されていたので頂きました(*^-^*)。写真は焼だんごです・・・。とち餅は撮り忘れました(>_<)。

『三段峡』は散策コースも豊富、見所のスポットも多数

「三段峡」は、山水画の世界を徒歩で歩けると言われる絶景の渓谷で西日本有数の秘境。その「峡谷凝縮美」はフランスの旅行専門誌『ブルーガイド』に最高ランクの三ツ星で紹介されたほどです。

今回ご紹介した絶景もその一部。まだ、今回いけなかった散策コースも多数あります。そのコースでは『三段滝』『三ツ滝』や幅約1㎞、長さ3.5㎞の人造湖の『聖湖』。『聖湖』は高原状地のダムであるため、山すそと湖面のコントラストが美しい。特に臥竜山を望む景色は絶景。両岸に岩がそそり立つ幅5mの狭門の『竜門』などもあります。

そして、今回秋の紅葉を見に行きましたが、『三段峡』は夏に訪れると幻想的なホタルの乱舞の絶景が見れるそうです。季節によって四季折々の豊かな表情を楽しめるのも『三段峡』魅力の一つですね。ただ、エリア自体は冬も閉鎖されてはいませんが、渡舟やマイクロバスのシャトルが休業になり、遊歩道のメンテナンスが休業なので注意すべき点が多数あるので訪れるなら4月~11月がおすすめです。

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